改めまして、作業着メーカー・バートルに関してご紹介&ご説明いたします。
社名:株式会社バートル(BURTLE Co.,LTD.)
設立年月日:1958年12月1日
本社所在地:〒726-0002 広島県府中市鵜飼町19-1
設立当初、バートルは「クロカメ被服」という名でした。
その「クロカメ」は以下が由来となっています。
・クロ(黒)・・・他のどんな色にも染まらない色。独自のコンセプトを貫き通す意味を込めて。
・カメ(亀)・・・時代に急かされずにコツコツ真面目に取り組む姿勢。
それが現在の「バートル」という名に変更されたのは2011年のことですが、では「バートル」とはどういう意味かというと・・・
クロカメ(黒亀)
↓
black + turtle
↓
burtle(バートル)
・・・となります。
「クロカメ」の意味を残しつつ、バートルが得意とする作業着のイメージ(格好良さ)を印象付ける名になっております。
また、「バートル」には「戦い(battle)」の意味も含まれており、作業着の現状に挑もうという意気込み・姿勢がこの名に表わされています。
ここで、少し話題が逸れますが・・・
作業着メーカーであるバートルの名は独自の意味を持つ造語ですが、外国語にも「バートル」という単語があり、以下の意味を持っています。
baatar(テュルク語・モンゴル語)・・・「勇者、英雄、勇士」を意味する称号
中国からモンゴルにかけての広い地域内で使われた称号で、地域によって発音がやや異なる。
称号とはいっても、階級を表す称号ではなく、あくまでもニックネームのように使われていた。
モンゴルでの用法・・・以下のように、形容詞を付けることでそれぞれ意味をもつ人名となる
フレルバートル(青銅の英雄)、チョローンバートル(石の英雄)、など。
モンゴルの首都・ウランバートルも同様の用法で、こちらは「赤い英雄」という意味。
以上の意味から、アメリカには「バートル」という名のヘリコプターがあります。
作業着を探すつもりで「バートル」と検索すると、ヘリコプターの写真が出てきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モンゴル語のバートルについては、上記のとおりです。
あまり意味や用法を説明しすぎると、作業着のバートルと全く関係のない話題になってしまいますので、この辺りで止めておきますが・・・
筆者自身が受けた印象は、作業着のバートルも、モンゴル語のバートルも、どちらも勇ましい意味を持っているのだということです。
作業着メーカーのバートルは、従来の作業着にはなかったデザイン性や機能を開発することで、大勢のファンを獲得しました。
元々は社名に「英雄」の意味は含まれていなかったのかもしれませんが、今やその意味も含まれているといっても良いほどなのかもしれません。
バートル秋冬作業服特集/富山県高岡市キンショウ
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作業用防寒着に限ったことではありませんが、防寒コート、ダウンジャケットといった冬用のアウターは、洗うとなると多くの場合クリーニング店に出すことになるでしょう。
ボリュームのある防寒着は、家庭用の洗濯機では洗いにくく、干しにくく感じられますね。
またそれ以前に、洗濯絵表示で家庭用洗濯機不可となっているものがほとんどかと思います。
とはいえ、防寒着のクリーニング代もそこそこかかってしまうこの現状。
洗濯絵表示にドライクリーニングと指定されていたからと、洗濯機のドライコースで試そうとしたところ、ドライクリーニングとドライコースは全くの別物だと知って諦めた、なんて話も聞きます・・・
※注意
ドライクリーニング → 業者専門の水を使わない洗い方
家庭用洗濯機のドライコース → 水洗いの一種
これらは似た名称なので間違えやすいですが、水を使うか使わないかで大きく異なります。
家庭用洗濯機が可能か不可能かというのは、水洗いができるかできないか、ということでもあります。
防寒着だと、多くの場合が水洗い不可とされているはずです。
防寒着が水洗いできないのは、平たく言えば防寒着であるからこそでしょう。
主に防寒着は、雨や雪がよく降る時期に外で着るものです。
そのため、(特に作業用ともなると)撥水加工がしっかりとなされているため、水洗いしたくても水を弾いてできない、ということに。
また、ダウンなど中綿が入っている防寒着だと、水を弾いて吸わないだけでなく、洗濯機内で浮いてしまいます。
洗濯機の中で浮いたままだと、うまく洗えないばかりか、タテ型の洗濯機の場合蓋の裏側で擦れて破けるといった事態にも。
・・・というわけで、防寒着はむやみに家庭用洗濯機で洗わず、素直にクリーニング店に持ち込むべき、というのが一般的な考え方となっています。
しかし、家庭で洗う方法が全くないわけではありません。
もちろん、モノによることは言うまでもありませんが。
作業用防寒着の場合、仕事内容によっては汚れることが多いといった難点があります。
冬場、毎日のように着なくてはいけないため、汚れるたびにクリーニングに出すわけにもいかず、またそんなことをすれば費用もかかります。
作業用防寒着の購入にあたっては、汚れの目立たない色の商品を選ぶなど、洗濯の必要がなるべく抑えられるように皆さん工夫されているようです。
さて、それでもどうしても自宅で洗濯しなくてはならなくなった場合・・・
以下はバートル5210防寒ジャケットの洗い方の例です。
全ての商品にあてはまるわけではないのでご注意ください。
【バートル5210防寒ジャケットを自宅で洗濯するには】
・洗濯機は使わず、たらいなどで手洗い。
・水は冷水ではなくぬるま湯で(水温は洗濯絵表示をチェック)
・擦り洗いではなく、押し洗いで。
ちなみに、バートル5210の特徴としては、撥水機能付き、及び中綿入り。
これは多くの作業用防寒着と同様の特徴です。
バートル5210以外の防寒着の洗濯に関する判断方法を、以下に記載します。
【作業用防寒着の洗濯の判断方法】
1・洗濯絵表示を確認する
家庭用洗濯機(水洗い)不可ならクリーニング店へ。
可能なら↓
2・中綿が入っていなければ、洗濯機で洗濯可。
→ 洗濯ネットに畳んで入れて、オシャレ着用の洗濯洗剤を使う。洗濯機のコースはドライコースか手洗いコース
3・中綿が入っている場合、またドライコースや手洗いコースがない場合、直接手洗い。
→ 洗い方はバートル5210の方法をご参考ください。
最後に。
作業用防寒着の中には、家庭での洗濯が可能とされているものもあります。
例えば、以下は「ホームクリーニング可」とされている商品
・バートル7110シリーズ
・バートル8110シリーズ
そういった商品以外の防寒着をご自宅で洗濯される場合は、十分お気を付けください。
洗濯絵表示の確認は重要です。
バートル BURTLE 5210 防寒ジャケット
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クーガー、マーベリック、シェル、ザック・・・
バートルの作業服の色名は、聞いたことのない名称が多いですね。
それもそのはず、これらは一般的に色名として使われる単語ではありません。
色名ではない名称を、何故バートルでは色名として充てられているのかというと、それも格好良さの印象付けのためということは想像に難くないでしょう。
色名がカッコイイと、そのカラーや作業服そのものも格好良く感じられます。
色名がカッコイイと、色名とともに作業服が強く印象に残り、ユーザーの皆さんに覚えられます。
色名がカッコイイと、そのカラーを中心に、そのシリーズの作業服の売れ行きが伸びます。
特徴的な名称を色名として使用するのは、バートルにとってのマーケティング方法のひとつでもあるのですね。
とはいえ、もちろん全ての色名が変わった名称となっているというわけではありません。
珍しい名が付けられているカラーの共通点は、作業服にしては珍しいカラー、ということが挙げられます。
バートル以外のメーカーではあまり見かけません。
珍しいカラーは、ベーシックデザインの作業服を好む方々には避けられる恐れがありますが、バートルのようにカッコイイ作業服に注目している方々には注目されるという利点があります。
カラーも含めて、バートルは作業服らしくないデザインがカッコイイ!と、次世代を担うユーザーに人気なのです。
また、特徴的な色名を充てられているということは、そのカラーこそがバートルが特に売り出したい作業服だとも言えます。
つまるところ、それこそがバートルおすすめの作業服・カラーということです。
事実、6071、6081シリーズのクーガーは発表されて以来、ずっとこのシリーズを代表するカラーとして注目されていますし、7041シリーズのオリーブグレーはこのシリーズの中でも真っ先に売切れとなったカラーです。
それだけ、バートルファンの皆さんが、新商品や新カラーを逃すまいと常にチェックしているのでしょう。
では、以下にバートル作業服の珍しいカラーや色名の由来、そしてその作業服をご紹介いたします。
【クーガー】
Couger。ネコ科の大型肉食獣より、野性的なイメージを、濃いグレー(ややグリーン)の色名に。
→ 6071、6081シリーズなど。
【マーベリック】
Maverick。テキサスの開拓者の名が元で、英語で「孤独を好む者」を意味する。西部開拓時代の荒野から、明るいブラウン~オレンジ系の色名に。
→ 5301シリーズ、7210防寒着シリーズなど。
【ザック】
Sack。リュックサックのことで、主に登山用のものを指す。大自然に挑むイメージから、クーガーよりも更に濃いグレー(やや深緑)の色名に。
→ 1502、1511シリーズなど。
【シェル】
Shell。言わずもがな貝のことで、シルバーよりも白に近いカラーを指す。
→ 6051、6061シリーズなど。
【デューク】
Duke。古代ローマ帝国では栄誉称号、中世ヨーロッパでは貴族の最高位のこと。
ロイヤルブルーが英国王室を表す鮮やかな青色なのに関連付けて、バートルのデュークは濃く深みのある青色を表す。
→ 9051、9061シリーズなど。
バートル BURTLE 5301 ジャケット/富山県高岡市キンショウ
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【ユニセックス】(unisex)・・・意味:男女共用のもの
「uni(単一の)」と「sex(性別)」を合わせた言葉で、男女ともに一つのもの、と捉えられる。
主にファッションの業界で使われる用語で、衣服はもちろん、アクセサリーや髪型に使われることもある。
・・・ということだそうです。
オシャレに興味のある人であれば、アパレルショップなどで見かけることもある「ユニセックス」という表記。
筆者は、バートルの作業着を扱うようになって初めて目にしたので、ここで改めて調べさせていただきました。
ちなみに、ユニセックス/男女共用の定義は、製造の段階で既に性別を定めずに作られたもの。
男性物を女性が着用したり、女性ものを男性が身に着けたり、といった着こなしはユニセックスとは呼ばれません。
(とはいえ、その境界は曖昧だとされています)
さて、バートルに関してですが、バートルでは以前は以下のように表記されていたところ、現在全て「ユニセックス」と変更されています。
・ペア企画(レディースもラインナップされている作業着のシリーズ)
→ ユニセックス、ユニセックスシリーズ
・レディース対応シルエット(女性体型に合わせて形作られた作業着)
→ ユニセックス対応シルエット
・シャーリングパンツ(男女共に着用可能な脇ゴムの作業パンツ)
→ ユニセックスパンツ
上記では男女共用のものを「ユニセックス」と呼ばれると説明しましたが、それは一般的な定義です。
バートルではレディースシルエットをユニセックスと表記するなど、どうやらバートル独自の「ユニセックス」の定義があるようですね。
バートルのカタログでは、今や「ユニセックス」と表記している箇所が多く見かけられますが、弊社ネットショップでは今でも「レディース対応」など以前と同様に表記させていただいている場合もあります。
それはもちろん、ユニセックスの意味が分からないお客様もいらっしゃるだろうと予想しての表記なのですが(筆者自身がそうでしたので)
バートルに独自の定義があるのだとすれば、本来なら「ユニセックス」と表記すべきなのかもしれません。
バートルが男女共用のシリーズやレディースシルエットを「ユニセックス」と表記するようになった理由は、やはりカッコイイ作業着メーカーであるために他ならないでしょう。
ペア企画よりも、ユニセックスシリーズの方が格好良く感じられます。
レディースよりも、ユニセックスの方が、意味はよく分からないけれどもなんだかカッコイイ気がします。
実は、意味が分からないからこそ格好良く感じるというのは、日本人に限らず、人にありがちな思考ですね。
外国の人たちが、意味が通じない日本語が書かれたTシャツを、個性的だと感じて着用しているのと同じです。
日本人の場合は、横文字(カタカナ)がそれにあたるというわけです。
逆に意味が分かっている表記だと、大衆的に感じてしまうのですから、可笑しな話です。
閑話休題。
少し話が逸れましたが、業界用語にせよ、バートル独自の名称にせよ、バートルはあまり一般的ではない表記さえもカッコイイ作業着メーカーであるための副材料としているのだと言えるでしょう。
例えすぐに意味が分からなくても、ユニセックスと表記すると同時に写真を掲載するなどされていますが、筆者はここぞとばかりに記事を書かせていただいたというわけです。
最後になりましたが、バートルのユニセックス作業着、またユニセックスシリーズは、売れ筋の6071/6081シリーズを始め、非常に多くの作業着が挙げられます。
バートルのコンセプトのひとつに「男女ともよりスタイリッシュに」というのがあるため、今後もユニセックス(レディース含)シリーズがどんどん発表されることでしょう。
いずれ「ユニセックス」とは異なるバートル独自の呼称が生み出される可能性も、ゼロではないように思えます。
バートル BURTLE 6079 レディースパンツ/富山県高岡市キンショウ
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今回は予定を変更して、ネットショップに関してではなく、バートルに関してお話しさせていただきます。
2016年秋。
バートルは従来の作業ズボンよりさらに細めの、「レイザーシルエット」なるラインのパンツを発表しました。
パンツのラインを表す言葉として、レイザーシルエットは誰もが効き慣れない単語でしょう。
それもそのはず、「レイザー」とは、バートルオリジナルの「細い」を意味する言葉なのです。
カタカナで「レイザー」と表記した場合、その正しい意味は複数考えられます。
例えば・・・
・laser【レーザー】
光を増幅して放射する装置。レーザー光線、レーザーディスクなど。
・razor【レイザー】
髭剃りや剃刀を意味する英語。
laserが広がらずに細く伸びていく様子。
また剃刀が細く鋭利な刃(それによって生じる切り口)であること。
バートルは、これらから「細さ」を連想しました。
そして生まれたのが、特に細いパンツラインを意味する「レイザーシルエット」。
よって、これは完全にバートルオリジナルの言葉ということになりますが、オリジナルの言葉を作ってしまうほどに細さが強調されているのだということもよく分かります。
では、新たに誕生したレイザーシルエットの作業パンツが、バートル従来の作業パンツと比べてどう違うのでしょうか。
バートルでは作業ズボンのシルエット・ラインを以下の3段階で表記しています。
・スタイリッシュ
・レギュラー
・ワイド
これまでにも、バートルはカッコイイ作業服を求めるユーザーの傾向に即して、上記のうち「スタイリッシュ」に属する作業ズボンを中心に生産してきました。
スタイリッシュの意味は、皆さんもイメージしやすいことでしょう。
「stylish」は、これも様々な意味が込められた単語ではありますが、要約すると「流行的で洗練されている」ということになるでしょうか。
こちらも厳密には「細い」という意味は無いのですが、細身のシルエットのパンツが現代の流行であるなら、
【スタイリッシュなパンツ=細身のパンツ】
と言えるかと思います。
バートルの作業服は、数ある作業服メーカーの商品と比べてみると、やはり全体的に細身のデザインです。
弊社のショップをご利用のお客様からも、ダボつかなくてカッコイイ、とご好評をいただいております。
ただその一方で、思ったほどピッタリしない、という意見もあるのが、これまでのスタイリッシュシルエット。
そこに発表されたのが、更に細身のレイザーシルエットです。
新たに発表されたシルエットで、オリジナルの名が付けられているくらいですから、細身の従来商品よりも更に細いということは明言するまでもありません。
バートルの作業服で、最も細身の作業ズボンを尋ねられたなら、迷わずこのレイザーシルエットのパンツが挙げられます。
バートルの作業服をご購入のお客様の中には、やはり細身の作業着を探してバートルを選ばれた方も少なくないようです。
もし、細身のシルエットにこだわって作業ズボンをお探しの場合は、レイザーシルエットの名を覚えておくと良いでしょう。
とはいえ、2016年秋現在、レイザーシルエットの作業パンツは、種類としてそれほど豊富なわけではありません。
発表されたばかりのシルエットのため、おそらくこれから徐々に新シリーズとして増えていくのでしょう。
今後もバートルの新商品には注目です。
作業服/カーゴパンツ /富山県高岡市キンショウ
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